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2016年9月14日水曜日

ngrok - localhostを簡単に外部公開 -


開発している時に、ローカルの開発環境をテストサーバーに上げるのが面倒だったり、
デモなどで少しの間だけ外から見れるようにしたい!!
なんて事があるかと思います。
そんな時にはngrokが便利です。

ngrokとは
localhostの環境を外から見れるようにセキュアなトンネルを作ってくれる
便利なツールです。

インストール


ダウンロードのページに行って、環境にあったバイナリファイルを
ダウンロードするだけです。
筆者の場合(MacOS)ですが、ダウンロードして、バイナリファイルをパスの通ってる
/usr/local/bin配下に置きました。
ちゃんとインストールできたかは、
$ ngrok version
ngrok version 2.1.3
で確認できます。

実行


試しに、簡単なRackアプリケーションをlocalhostで起動し、
外部に公開してみます。
まずは普通にRackアプリケーション起動
$ bundle exec rackup
[2016-09-11 01:07:29] INFO  WEBrick 1.3.1
[2016-09-11 01:07:29] INFO  ruby 2.1.0 (2013-12-25) [x86_64-darwin14.0]
[2016-09-11 01:07:29] INFO  WEBrick::HTTPServer#start: pid=46061 port=9292
↑こんな感じで起動できました。この時http://localhost:9292
アクセスできます(ポート=9292)
そして実際ngrokを使って外部に公開してみます。
$ ngrok http 9292
ngrok by @inconshreveable        (Ctrl+C to quit)

Tunnel Status                 online
Version                       2.1.3
Region                        United States (us)
Web Interface                 http://127.0.0.1:4040
Forwarding                    http://XXXXXX.ngrok.io -> localhost:9292
Forwarding                    https://XXXXXX.ngrok.io -> localhost:9292
エラーが起きなければ↑こんな感じで起動します。
そして実際外部からアクセスする際はhttp://XXXXXX.ngrok.ioまたは
https://XXXXXX.ngrok.ioでアクセスします。
実際にアクセスしてみると、Rackアプリケーションを立ち上げたコンソールに
アクセスログが残っているかと思います。

管理画面


また、ngrok起動中にhttp://localhost:4040にアクセスすると
管理画面が表示されます。

ステータスの表示や

リクエストの詳細などが見れます。

ん〜便利。

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