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2015年11月29日日曜日

Gradleをちゃんと使ってみる 1

AndroidStudioでお世話になっているGradleですが
一からちゃんと使った事がないので、ちゃんと使ってみます
そもそも・・・
Gradleとは
Gradleは、Groovyで書かれたビルドシステム
※Groovyは、Java VM上で動作する動的なスクリプト言語
とあります。

   インストール


Gradleのインストール方法が以下の2パターンある模様
  • 公式サイトからバイナリをダウンロードしてインストール
  • GVMを使用する
今回はGVM(Groovy enVironment Manager)を使ってみる
rubyのRVMみたいなもんで、複数バージョンのGradleを管理できる
以下コマンドでインストール
$ curl -s get.gvmtool.net | bash
現時点ではSDKMANというのに変更されているらしく、上のコマンドを実行すると
SDKMANがインストールされるが、gvmコマンドはsdkコマンドのエイリアスとして設定されます
$ which gvm
gvm: aliased to sdk
インストール可能なGradleの一覧を表示
$ gvm list gradle
とりあえず現時点で最新の2.9をインストール
$ gvm install gradle 2.9
動作確認
$ gradle -version

   とりあえず、Hello World


おきまりのHello WorldをGradleで書いてみたいと思います
build.gradle
task helloworld << {
  println "Hello World!"
}
gradle helloworldで実行してみる
:helloworld
Hello World!

BUILD SUCCESSFUL
上のように成功になれば準備はOK

   Javaクラスのコンパイル&実行


単純なJavaのクラスを作成
package sample;

public class Sample {

  public static void main(String[] args) {
    System.out.println("print from Sample class");
  }
}
build.gradleを以下に編集
apply plugin: "java"

repositories {
  mavenCentral()
}
この時のフォルダ構成は以下
.
├── build.gradle
└── src
    └── main
        └── java
            └── sample
                └── Sample.java

早速コンパイルしてみる
$ gradle compileJava
:compileJava

BUILD SUCCESSFUL

Total time: 5.966 secs
ビルドに成功するとbuildディレクトリが作成され、
build/classes/main/sampleにコンパイルされたSample.classが作成されている
.
├── build
│   ├── classes
│   │   └── main
│   │       └── sample
│   │           └── Sample.class ★
│   ├── dependency-cache
│   └── tmp
│       └── compileJava
├── build.gradle
└── src
    └── main
        └── java
            └── sample
                └── Sample.java
実行してみる
$ java -cp build/classes/main sample.Sample
print from Sample class
上のように表示されれば成功
作成されたbuildを消すには
$ gradle clean
で消えます

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