ページ

2016年10月9日日曜日

新しい技術を学んでみる 7 - Realm Mobile Platform -


ついこの間発表されたRealm Mobile Platformを試してみたいと思います。

Realmとは?
SQLiteやCore Dataの代替となるモバイルのデータベース
Android、iOS両方で使える。

Realm Mobile Platformとは?
データベースに加え、リアルタイムの同期、コンフリクトの解決、
イベントハンドリングといったサーバサイドの機能をシームレスに統合したもの。
現在はJava、Objective-C、Swiftのみ対応。

環境準備


開発環境としてはMacOSで進めていきます。
MacOS以外ではLinuxでも使えるようです。
まずはここから一式をダウンロードします。

ダウンロードしたフォルダの中にstart-object-server.commandがあるので、
ダブルクリックしてRealm Object Serverを立ち上げます。
Server起動するとブラウザが立ち上がりAdminユーザー作成画面が表示されます。

e-mailとpasswordを入力しAdminユーザーを作成します。
セットアップが完了すると再度e-mailとpasswordを求められるので入力しLoginします。

ログイン後ダッシュボード画面が表示されればセットアップ完了です。

デモを試してみる


早速何か動かしてみたいので、チュートリアルにあるRealmTasks
動かしてみたいと思います。
先ほどダウンロードしたrealm-mobile-platformフォルダ内に
RealmTasks.appがあるので起動してみます。

起動するとe-mailとpasswordを求められるので、
適当なユーザーを作成してログインします。(※ローカル内だけでのアカウントなので適当で)
次に「+」を押して新規タスクを作成してみます。
タスクは左にドラッグで削除、右にドラッグでタスク完了の操作ができます。

Realm Browser


デモアプリを起動している状態で、サーバーと同期が取れているか確認してみます。
realm-mobile-platformフォルダ内にあるRealm Browser.appを起動します。
起動したらConnect to Object Serverを押します。
Server URLAdmin Access Tokenを入力する画面で
デフォルトの場合
  • Server URL
    realm://localhost:9080
  • Admin Access Token
    start-object-server.commandをダブルクリックした時コンソールに出力されているAdmin Access Token
を入力します。
Realm Object Serverに接続されたRealm Browserでは
デモアプリと同期しているのが分かります。
gif

使ってみて


今回はデモを動かしてみただけですが、色んな用途で使えそうです。
次は実際にアプリに組み込んで、組み込み易さを検証したいと思います。

また、今回はローカル内で完結していたのでレスポンスが早いのは当たり前ですが
実際のサーバー上とのやりとりでどんな感じが試してみたいと思います。


0 件のコメント:

コメントを投稿