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2015年1月25日日曜日

ARPについて改めて勉強

ARP (Address Resolution Protocol)

以前から名前と雰囲気くらいは知っていたのですが、ちゃんと勉強。
※Resolution 「解決する」という意味らしい。

ARP
  Ethernetではデータフレームの送信にMACアドレスが利用されており、IPで次の宛先となる送信すべき対象が決まったら、そのMACアドレスを決定しないといけない。これを解決するのがARPというプロトコル。

という事はEthernet限定の話?

ARPの流れ

1. IPアドレスをキーにしてMACアドレスを問い合わせるARP要求パケットを送信
2. 対象のIPアドレスを持っているノードはARP応答パケットでMACアドレスを伝える
3. ARPのキャッシュに書き込む
ARPは基本、同一データリンク(サブネット)で行う。別データリンクにノードがある場合は別データリンクのルータが間接的に応答する。


ARPキャッシュの情報を見てみる
コマンドは「arp -a」で見れる。
このコマンドはWindows、Maxでは同じ。Linuxだけ「arp -n」

キャッシュ情報は一定時間経つと消える。
※DHCPなどIPアドレスが変動する為。WindowsXP/2000の場合は2分間らしい。
ちなみにキャッシュテーブルはパソコンにも、ルータにもある。




2014年5月22日木曜日

Sambaについてのまとめ


■ Samba4以前

   ・Windowsドメインコントローラ機能
   ・Windowsファイルサーバー機能
   ・Windowsプリントサーバー機能
   ・その他Microsoftネットワークに関連する各種機能
  
   LinuxやUnixで動作、WindowsServerと同等の機能を提供
  
■ Microsoftネットワーク

   NetBIOSのフレームワークに従って通信を行っている。
   NetBIOS over TCP/IP (NBT)が利用されている

  NBTは名前解決やデータ送受信の役割を担う
  名前解決は「NetBIOS名」と呼ばれる識別子で通信相手を識別
    ※NetBIOS名 --> 15バイトの名前と1バイトのサフィックス


■ SMB/CIFS

   SMB・・・ファイルやプリンター共有、ブラウジング、プロセス間通信、ドメイン認証
            クライアント/サーバー方式

   1. クライアントからセッション開始要求→サーバーによって許可される
   2. 利用可能なプロトコルバージョン(Dialect)のネゴシエーションが行われる
   3. クライアントから認証情報が送られ、接続の可否判断結
果がサーバーより送られる
   4. 接続が許可された場合、実際の通信が行われる

   SMBはMicrosoft独自のプロトコルなので、Windows以外のOSと共有しにくい
   → SMBを拡張してTCP/IPに適合させたCIFSプロトコルが規定された


■ Windowsドメイン

   Windowsドメインには2種類ある
   
   1. NTドメイン
      WindowsNTをドメインコントローラ(DC)としたときに構築できるドメイン
      ・フラットに構築
      ・PDCが各ドメインに1台のみ
        ※PDC・・・NTドメインにおいて、アカウント情報を収めたデータベースを一元的に管理するDC

      ・NetBIOS名で名前解決を行う

   2. Active Directoryドメイン(AD)
      Windows2000 Server以降のOSで導入できるActive Directoryによるドメイン
      ・階層的に構築可能
      ・マスターDCを複数台配置可能
        ※マスターDC・・・Active DirectoryにおけるDCは複数のDCが対等に機能し、同じデータベースを共有している
                          ただし「FSMO」と呼ばれる5種類の役割に関しては、特定の一台のDCが担当する => マスターDC
                          FSMO ・・・http://e-words.jp/w/FSMO.html

      ・DNSでの名前解決が前提となる
      ・グループポリシーなどの管理機能が充実している