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2016年5月18日水曜日

機械学習のフレームワークTensorflowを試す1 - 環境構築 -


やっと重い腰を上げて機械学習をやってみようかと思います^^;
2015年はよく目にしていた人工知能/機械学習/ディープラーニングですが、
(※以前オススメの書籍でも紹介しましたが、読んで満足してそれっきりです・・)
難しそうなイメージで後回しにしてましたが、何はともあれやってみよう!!と・・
いつものようにトライ&エラーでやってみたいと思います。
まず上で出てきたキーワードですが、違いをはっきり理解する為に調べてみました。
Wikipediaによると・・
  • 人工知能における研究課題の一つで、人間が自然に行っている学習能力と同様の機能をコンピュータで実現しようとする技術・手法のことである。
  • 多層構造のニューラルネットワークの機械学習の事
  • 人工的にコンピュータ上などで人間と同様の知能を実現させようという試み、或いはそのための一連の基礎技術を指す。
となっています。人工知能の中の機械学習という分野があって、機械学習の中にディープラーニングがあるといった事ですね。

Tensorflow

実際に機械学習をやってみるんですが、現在機械学習のフレームワークが複数存在してます。(TensorFlow, Caffe, Chainer・・など)
今回はその中でTensorflowに挑戦してみたいと思います。
Tensorflowとは?
2015年11月にオープン化されたGoogleの機械学習ライブラリ
Googleのサービスでも使われている。
特徴としてはdata flow graphsというものを使って処理され
CPUでもGPUでも走り、PythonやC++でも書ける。

環境構築

MacOS(El Capitan)への環境構築となります。
公式ページの通りに進めていきたいと思います。
  • Pip インストール
    Pythonのパッケージマネージャであるpipをインストールします。
$ sudo easy_install pip
  • Virtualenv インストール
    仮想のPython実行環境を作成してくれるVirtualenvをインストールします。
$ sudo pip install --upgrade virtualenv
  • Virtualenv環境作成
$ virtualenv --system-site-packages <特定のディレクトリ>
$ source <特定のディレクトリ>/bin/activate
  • Tensorflowをインストール
$ pip install --upgrade https://storage.googleapis.com/tensorflow/mac/tensorflow-0.8.0-py2-none-any.whl
テスト

それではちゃんと環境構築されたかテストしてみたいと思います。
pythonコマンドを実行しインタラクティブモードで以下を実行します。
$ python
>>> import tensorflow as tf
>>> hello = tf.constant('Hello, TensorFlow!')
>>> sess = tf.Session()
>>> print(sess.run(hello))
Hello, TensorFlow!
>>> a = tf.constant(10)
>>> b = tf.constant(32)
>>> print(sess.run(a + b))
42
>>> exit()
上の様に表示されればOKです。

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